父親嫌いは同族嫌悪
父親が嫌いだ。我が家の家庭環境は壊れている。それの原因を作ったのは自分だ、と父は言う。そのくせ反省の色は全く見られず毎日仕事にいかずに実家で祖母の世話になっている。自分が負担をかけているくせに祖母には謎に高圧的だし、母親との話で都合が悪くなれば八つ当たりのように祖母のところへ。
私はこんな人間にはなるまいと考えてきたが、どうやら父親を見続けた結果しっかりと私の性根にもクズな性格が染み付いていたようだ。
まず親を大切にしない。一般的に親には親孝行すべきと言われているが全くそうしたいとは思わない。家でどのように振る舞おうが金を稼いで子供を養っているなんて無責任な他人の意見でしかないし、そもそも父親は働いていない。それでも親は大切にすべきなのかもしれないが、祖母を全く大切にしていない父親を見てきたのでそんな気は全く起きない。
次に、問題があっても解決に自分から動かないこと。どれだけ不都合だろうがだれかがやるだろう、という思考がどこかにある。金がないにも関わらず家でだらけている父親はこれに当てはまる最たる例だが、私もこの傾向が見られる。トランペットが下手なくせに練習に積極性がないのが証拠だ。
この性格は治るのだろうか。少なくともこの性格でもどうにかなっている現状では変わらないだろう。追い込むしかない。